入院までの経緯
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2001年の夏に甲状腺機能亢進症を発病。ずっと薬(メルカゾールとチラージン)
による治療を続けていました。そして2002年の年末にバセドウ病眼症を発症したため、
治療入院をすることになりました。なので入院の目的は甲状腺機能亢進症よりも、
バセドウ病眼症の治療が主。バセドウ病眼症の症状としては私の場合眼球突出と
下方複視が出てしまったので、それが改善されれば治療は成功とのこと。
また普段何もしていなくても涙が出ていたのですが、それも良くなると言われました。
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治療内容
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目の筋肉に放射線を照射する放射線治療を計10回と、ステロイドを投与するための
点滴によるパルス治療を計3回。パルス治療がない日はプレドニンを服用。
退院後は様子を見ながらステロイド(プレドニン)の量を調整していくとのこと。
食事は今まで通りヨード禁止。
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入院記録
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と言うわけで結局3週間待たされた挙げ句3週間入院することになり、
その間入院記録もどきをつけていたので公開します。
もしこれから何かしらの病気で入院される予定がある方、または私と似たような病気で
入院される予定のある方にとって少しでも参考になれば幸いです。
全く関係ないという方は保険加入でも考えながら「こんなもんか」と読み流して下さい。
ちなみに文中に出てくるDr、看護婦さん、患者さんの名前は全て仮名です。
そして画像はPHSで撮った写真のためちっちゃいです。
+入院記録其の壱 2月10日〜2月16日+
+入院記録其の弐 2月17日〜2月23日+
+入院記録其の参 2月24日〜3月2日+
+退院後+
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病室などの状況
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私が入院したT病院には個室と2人床、4人床がありましたが、私は4人床の窓際でした。
設備としては各病室に共有の冷蔵庫がひとつと、各ベッドにテレビデオがひとつずつ、
貴重品を入れるための鍵付きの小さな金庫のようなもの、そしてロッカーがありました。
お風呂(浴室とシャワーあり)は予約制で一人30分。トイレは共有です。
朝は6時起床、朝食が8時、昼食が12時、夕食が6時で消灯が9時でした。
毎週だいたい決まった時間にDr(主治医)の回診があり、その時にベッドにいないと
Drに会えません。(戻っては来てくれない…)
治療はだいたい決まった時間にありますが、検査はいつも突然入るので
うかつにベッドを離れていたりすると呼び出しされちゃったりします。
外出、または外泊をする場合はDrの承諾がいるので書類を提出する必要がありました。
「そうだ、今日は外出しよう」と思い立っても、すぐには出してもらえない感じです。
そしてだいたい1日に1回、看護婦さんが体温、脈拍、血圧を計りに来てくれます。
T病院の看護婦さん達はみなさんとても親切で明るくて、安心して入院していられました。
ちなみに入院費はベッド代が1日2,200円、食費が1日780円、
そして治療費を諸々あわせて総額約21万でした。ぐは。
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